自分の目指す音楽がわからない人へ
こんにちは、ボイストレーナーのreina です。
私のボーカルの生徒さんは、プロ志望や趣味でも音楽をしっかり学びたい、という人が多いです。
自分が表現したい音楽が明確にある人は、レッスンも非常にやりやすいのですが、自分の音楽の方向性がよく分からない、という相談もよく受けます。
そんな方におすすめしている本がこちら↓
クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために
- 作者:オースティン クレオン,Austin Kleon
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
自分の作品を作るために、やるべきことをわかりやすくまとめてあります。
音楽に限らず、ものをつくる人にはぜひ読んでもらいたい本ですが、その中でも私が特に良いと感じたアイディアをシェアしたいと思います。
それが「好きなアーティストの樹形図を作る」という方法です。
1人のアーティストが好きで、その人のコピーばかりしていたら、それはモノマネ、二番煎じの域を出ません。
でも、好きなアーティストが影響を受けたアーティスト3人を探り、そのコピーをしたら?
3人の良い所をコピーして混ぜ合わせることが出来たら、それはオリジナルに近くなります。
このようにして
①まず自分が好きなアーティストを挙げる。
②①で挙げたアーティストそれぞれが、影響を受けたアーティストを調べて樹形図に書く。
③樹形図を増やしていく。
という作業をしていけば、自分が作りたいもの、目指したい方向性がわかるのではないでしょうか。
自分の音楽の方向性を見失っている人は、今まで自分が影響を受けた音楽やハマって繰り返し聞いた音楽を振り返ってみてください。
そこから更に深掘りしていくことで、方向性は明確になると思います。
ボーカルのレッスンをしていて思うのは、方向性が定まっていないと、レッスンの効果が出なかったり、半減したりする、ということ。
トレーナーの目指す「良い声」を鵜呑みにせず、自分の作りたい音楽を作るためには何を学べば良いか、という視点で、レッスンを受けてみてくださいね。
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福岡市内、オンラインでボーカル・ピアノレッスンを行っています。
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