Poco a poco

元音楽療法士、現音楽講師の音楽考。

ピアノ・アドヴェンチャーの魅力

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たまにはピアノの話を。

今日は幼児のピアノレッスンで大人気のピアノ教本、ピアノアドヴェンチャーをご紹介します。

 私の周りのピアノの先生も絶賛のこの教本。

私のレッスンでは、主にテクニックやソルフェージュの導入として使っています。

この教本の魅力は何なのか、考えてみました。

 

①絵がかわいい

アメリカの教本なので、何の絵かわからない?というものもありますが、全体的にカラフルでイラストがかわいくて子供のテンションが上がります。

絵本を見ながら、ピアノを弾いている感じでレッスンが進んでいきます。

 

②音楽が豪華

付属のCDの音楽のクオリティーが高く、様々なジャンルの音楽に触れることができます。どの音楽もこども目線で楽しめるように作られており、音楽を聴くだけでわくわくしてきます。

 

③多面的なカリキュラム

「読む、聴く、書く、弾く」を様々な角度から学習することができます。毎回、ゲーム性を取り入れたり、子供の想像力や好奇心を刺激するような題材を取り入れたりしているため、飽きずに進めることができます。

ソルフェージュや楽典など、今まで「お勉強」の要素が強かったアクティビティも、遊びの中で自然と身につくように工夫されています。

初期の段階から作曲や創造的なアクティビティも取り入れられており、自己表現することを当たり前と思える環境が作りやすくなります。

 

主教材として使っているわけではないので、自宅練習が必要なものなどレッスンに取り入れにくい題材もありますが、楽しく学べそうなものをピックアップしてレッスンに取り入れています。

特に、CD音源と合わせて弾く活動は子供たちも楽しみにしており、音楽の質でここまでテンションが変わるのか、と、毎回驚いています。

 

昔は「ピアノはバイエルで挫折した」、という話をよく聞いていましたが、今は幼児向けの教本が増え、教材研究も楽しくなりました。

今の子供たち(習い事たくさん、練習しない、ピアノに触れる時間短い)の状況に合わせた教本もいろいろ開発されているので、参考にしつつ、自分のレッスンに取り入れています。

 

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