歌がうまくなるひとがやっていること
こんにちは、ボイストレーナーのreinaです。
今回は毎日の練習時間について書いていきます。
歌に限らず他の楽器でもそうですが、上達する人は必ず家で一定の時間をとって練習をしています。
さて、この練習時間。どれくらいとったらよいのでしょうか?
私がおすすめしているのは1日2時間です。
プロ志望、ライブ活動をしている人は、毎日、2時間練習時間を確保しましょう。
これは、1回のワンマンライブでかかる時間の平均になります。(もっと長い人もいますが…)
ライブの時間の感覚に慣れる、という目的もありますが、別の理由もあります。
中高時代の部活動を思い出していただきたいのですが、ここでは2つの高校の野球部を比較してみたいと思います。どちらの高校も甲子園を目指していて、週に1回、外部からコーチを呼んでレッスンを受けています。
A校の野球部はコーチのレッスンは熱心に受けますが、普段の練習時間を確保できません。野球をしたいと思ったときに、指導を受けた内容を思い出しながらやってみる程度です。たまに練習試合が入ります。
B校の野球部は同じようにレッスンを熱心に受け、日々のトレーニングに取り入れています。毎日2時間の練習時間を確保し、コーチと相談しながら練習計画を立て、毎日練習メニューをこなしています。定期的に練習試合が入ります。
さて、どちらの高校の方が甲子園に出場する確率が高いでしょうか?
スポーツでイメージするとわかりやすいのですが、歌だと「毎日の練習が必要」という意識がそもそもない人が多いようです。
甲子園に出場する学生がすべてプロになるわけではありません。
でも、一定の水準以上にうまくなりたいと思ったら、それだけの練習量が必要ということです。
ましてや、プロになりたいなら必須ですね。
趣味としてなら、練習時間は0でも構いません。
レッスンを受けること自体が楽しみ、という方もいらっしゃいますし、カラオケで使えるワンポイントのアドバイスが欲しい、という方もいらっしゃいます。
ただ、本気でプロになりたい!プロのように上手くうたいたい!と思う方は、ぜひ毎日の練習時間をしっかり確保することから始めてみてください。
練習時間を2時間確保したところで、次に浮かんでくる疑問が
「何を練習したら良いの?」というところだと思います。
そのことについては次回、書いていきたいと思います。
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