Poco a poco

元音楽療法士、現音楽講師の音楽考。

うたっていると息が苦しくなる人へ(楽曲練習)

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こんにちは、ボイストレーナーのreina です。

今回は前回の記事で書いたブレスコントロールを、楽曲に応用するための練習方法を書いていきます。

 

(基礎練習編はこちら↓)

transparents8.hatenablog.com

 

 

【ブレスコントロール(楽曲練習)】

①曲のブレスポイントを確認し、印をつける。

基本的には、うたっているアーティストと同じポイントで、息を吸います。印はVマークをつけるのが一般的です。

 

②楽曲を流しながら、Sーで息を吐く。

歌入りの音源を流しながら、うたっているフレーズの所で息を吐き、ブレスポイントで息を吸います。

(まずはうたわず、基礎練習で行ったSーのブレスを使って息を吐く練習をします。)

吸う時は0.5拍、または1拍です。曲のテンポの中で、リズムよく吸いましょう。

 

③母音「ア」でうたう。

カラオケ音源を流しながら、すべてのフレーズを「ア」でうたいます。

②のブレスに音を乗せるイメージで、流れるようにつなげてうたっていきましょう。

ブレスポイントでリズムよく吸います。

 

④歌詞をつけてうたう。

カラオケ音源を流しながら、原曲通り歌詞でうたいます。

③のブレスに言葉を乗せるイメージで、流れるようにつなげてうたいましょう。

ブレスポイントでリズムよく吸います。

 

練習のポイントは

腹式呼吸、そして息をしっかり流す、ということ。

フレーズの最初から最後まで、同じスピード、同じ量の息を安定して流していくことをイメージしながら、練習してみてください♪

 

息が苦しくなる原因として、「息の吸いすぎ」が挙げられます。

フレーズの最後まで息をしっかり吐ければ、必要な空気は自然に体に入ろうとします。

おなかを使ってしっかり吐くことを意識しましょう。

 

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