うたっていると息が苦しくなる人へ(楽曲練習)
こんにちは、ボイストレーナーのreina です。
今回は前回の記事で書いたブレスコントロールを、楽曲に応用するための練習方法を書いていきます。
(基礎練習編はこちら↓)
【ブレスコントロール(楽曲練習)】
①曲のブレスポイントを確認し、印をつける。
基本的には、うたっているアーティストと同じポイントで、息を吸います。印はVマークをつけるのが一般的です。
②楽曲を流しながら、Sーで息を吐く。
歌入りの音源を流しながら、うたっているフレーズの所で息を吐き、ブレスポイントで息を吸います。
(まずはうたわず、基礎練習で行ったSーのブレスを使って息を吐く練習をします。)
吸う時は0.5拍、または1拍です。曲のテンポの中で、リズムよく吸いましょう。
③母音「ア」でうたう。
カラオケ音源を流しながら、すべてのフレーズを「ア」でうたいます。
②のブレスに音を乗せるイメージで、流れるようにつなげてうたっていきましょう。
ブレスポイントでリズムよく吸います。
④歌詞をつけてうたう。
カラオケ音源を流しながら、原曲通り歌詞でうたいます。
③のブレスに言葉を乗せるイメージで、流れるようにつなげてうたいましょう。
ブレスポイントでリズムよく吸います。
練習のポイントは
腹式呼吸、そして息をしっかり流す、ということ。
フレーズの最初から最後まで、同じスピード、同じ量の息を安定して流していくことをイメージしながら、練習してみてください♪
息が苦しくなる原因として、「息の吸いすぎ」が挙げられます。
フレーズの最後まで息をしっかり吐ければ、必要な空気は自然に体に入ろうとします。
おなかを使ってしっかり吐くことを意識しましょう。
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